記事をご覧いただき、ありがとうございます。のっちです。
そろそろ年度も変わり、新生活が始まりますね。住み慣れた場所を離れ、生活環境を変えていくことは、不安以上に楽しみなことだと思います。
私も今年初めて引っ越しを経験しました。今回はその経験を活かし、新しく一人暮らしを始める人に伝えたいことをまとめました。少しでも参考になれば嬉しいです。
どれくらいかかった?引っ越し時の初期費用
まず、引っ越しをするにあたり、資金がどれくらいかかるのかを見ていきましょう。以下は私が一人暮らしをした際にかかった代金の内訳です。
・敷金・礼金 0円
・引っ越し代金 0円
(自力で行ったため)
・賃貸保険 5万7千円(1年分)
・ガス保障料金 2千円(退去時返還)
・家具・家電 約5万円
・その他日用品 約1万円
合計 11万9千円
敷金礼金とは簡単に言うと、「このようなものですが、これからよろしくお願いします」の気持ちを込めて払う代金のことです。家賃の〇か月分と表されるため、家賃が高いと当然払う料金も多くなります。
また賃貸保険とは、入居中に浸水や火災などが起きた際、対処するために先々に払う代金のことです。私は不動産会社がお勧めしてくれた保険会社に決めましたが、自分で調べて別の保険会社と契約しても良いそうです。いずれにしても入居時は必ず加入するようになっています。
家具・家電は身内から譲り受けたものが多く、5万円程度で済みました。家具や家電の購入にかかる費用の総額の相場は、約20万~30万だそうです。いちから揃える場合は、引っ越しが決まった段階で準備を進める必要がありそうですね。
このように初めての一人暮らしでしたが、最小限のお金で引っ越しをすることができました。そのために意識したことはこちらになります。詳細については各章で詳しく説明していきたいと思います。
- ・敷金・礼金が無料のところを探す
- ・家具家電は安く手に入るように工夫する。
- →安く買える店を探す
- →家具家電が安くなる時期(初売りや年末)を狙う
- ・業者の方に頼まず、搬入を自力で済ませる。※近隣での引っ越しの場合
理想の物件を探そう
引っ越しにかかる家具や家電の準備と同時並行で、実際に住む家を決めていきましょう。このような流れで入居まで進みました。
- ①インターネットや不動産会社で物件を探す
- ②管轄の不動産会社に電話をし、相談をする
- ③気に入った物件があれば内見をし、入居の手続きをする
- ④書類を提出し、入居審査を受ける
ステップ1:インターネットや不動産会社で物件を探す
インターネットサイトや不動産会社などを活用し、自分が入居したい物件を探していきましょう。
直接不動産会社に行くのもありですが、インターネットサイトを使って検索し、物件を探していくのがお勧めです。なぜなら、検索をしていく中で複数の情報を見比べることができたり、自分の譲れない条件を明確にして探すことができたからです。
例えば筆者の場合だと、「駐車場有」「トイレ・バス別」「インターネット回線付き」といった感じで検索しました。
また、サイトを参考に物件探しをする場合は、複数のサイトを見比べてみるのも大切です。それぞれのサイトによって紹介している物件が異なっているからです。私の知り合いは複数のサイトを吟味し、満足した物件探しができたと言っていました。
ステップ2:管轄の不動産会社に電話をし、相談をする
自分が気に入った物件に掲載されている番号に電話を掛けます。すると管轄の不動産会社の方が出るので、その方と相談する日にちを決めていきます。内見ができる場合もあるので、時間に余裕をもっていくとよいでしょう。
相談日当日はサイトの中で気になっている物件の詳細をコピーしたものが役立ちます。下のリストは当日持ってきて良かったものです。特にメジャーは間違えたサイズの家具・家電を買わないためにも必ず持っていきましょう。
計る場所として、冷蔵庫や洗濯機など大型家電を置くスペースや窓の横幅と立幅、(ガスコンロを置く場合)コンロのスペースなどを計っておくと安心です。
持ち物リスト
- 身分確認書類
- 気に入った物件の詳細をコピーしたもの
- クリアファイル
- 銀行印・ハンコ
- 通帳
- 筆記用具(ボールペン必須!)
- メジャー
ステップ3:気に入った物件があれば内見をし、入居の手続きをする
内見をして、入居する物件を吟味していきます。立地だけではなく、交通量や日当たりなども聞くのがお勧めです。
また、意外と盲点なのが、コンセントの位置や数です!場所によっては自分の好みに模様替えをするのが不可能な場合もあります。
そして排水路がアパートの近くにあるところは虫がわきやすいです…。筆者はこの点を意識せず決めたため、後悔しています。読者の皆さんは知っておいて下さいね!
ステップ4:書類を提出し、入居審査を受ける
内見をし気に入った物件があれば、入居するための手続きをします。審査の結果はすぐに分かるものではありません。書類は早めに出すようにしましょう。カレンダーに記入して、期日をすぐに確認できるようにするのもおすすめです。
また、入居日が決まった時点で「転出届」を申請しましょう。引っ越しする前の市役所、もしくはマイナポータルで転居届をオンライン申請すると「転出証明書」が発行されます。
これを怠ってしまうと、引っ越し先の市役所にて「転入届」をもらうことができません。「転出届」・「転入届」とも引っ越し日から前後2週間以内に行う必要があるので、早めに該当の市役所に行きましょう。
※同一市町村内での引っ越しは除く
引っ越しの準備を進めよう
ステップ1:ライフラインや家具や家電の準備をする
入居審査が終わり、無事入居することが確定したら、①ライフラインの準備 ②家具・家電の準備をします。ここまでくると実際に住めるまでもう少しなのでワクワクしてきます。
①ライフラインの準備をする。
電気・ガス・水道は自分で提携している業者の方に連絡を入れないと使うことができません。入居審査が完了したら、不動産会社の方にいつごろまで電話をすればよいか確認しておきましょう。
特にキッチンにガスコンロが備え付けられていない場合、立ち合いの時までに購入する必要があります。早めにガスコンロを用意しておきましょう。
また、都市ガスとプロパンガスでは仕様が異なります。入居する物件のガスと異なるコンロを購入してしまった場合、買い直しが必要になるので注意してください。
②家具や家電の準備をする
引っ越し先で使用する家具を搬入当日までに揃えておきます。家具・家電は値段も張るため、必要なものを優先順位を付けて少しずつ購入していくと、負担も少なくてお勧めです。
数か月一人暮らしをしてみて、私が最低限必要だと思った家具・家電はこちらです。また余裕が出たら買いたい家具・家電もリストにしてみました。
最低限必要な家具・家電
- 照明
- カーテン
- 冷蔵庫
- 食器類
- トイレットペーパー
- ガスコンロ
- 炊飯器
- 電子レンジ
- 寝具類
- テーブル
- 鍋・包丁・ハサミ・まな板
あると便利な家具
・鏡
・服を入れるタンス
・時計
・棚
・ゴミ箱
あると便利な家電
・掃除機
・電気湯沸かし器
・体重計
・ストーブ、湯たんぽ、電気毛布など
・洗濯機
・テレビ
その他あると便利な生活必需品例
・洗剤(衣類用・食器用)
・ハンガー・ピンチハンガー
・タオル
・かご
・洗濯ネット
・クイックルワイパー
・ゴミ袋
・延長コード
家具や家電を安く買うにはどうしたらいい?
家具や家電を安くお得に買う方法を2つご紹介します。1つ目に、①安く買える店やサイトを探す 2つ目に、②買う時期を考えるです。
①安く買える店を探す
家具や家電をお得に買うには安いお店を知ることから!私が比較的安く家具や家電を購入できると思ったのは、ディスカウントストアやホームセンターです。ドン・キホーテやカインズホーム等があげられます。これらはプライベートブランドがあるので質が高く、比較的お得な値段で購入できる商品がたくさんあります。
また安く買える店としておすすめなのがアイリスオーヤマです。新生活にうれしい「応援セット」があり、これを買えば一つずつ購入する手間を省きつつ、お得に家電を購入することができます。実は、私が使っている冷蔵庫や炊飯器もアイリスオーヤマにて購入しました。特に炊飯器はコメの一粒一粒が立ってとてもおいしく炊き上がるので気に入ってます。こういった高性能な家電類が一度にそろうのはとても魅力的ではないでしょうか。こちらにリンクを張っておきますので、のぞいてみてください。洗濯機5㎏&冷蔵庫142Ⅼ、電子レンジ18Ⅼ&炊飯器3合&掃除機の5点セットが相場だと大体13万円~15万円のところ10万円以下で買えてしまいます!
②買う時期を考える
お得に購入するために時期を考えるのもおすすめです。
例えば年末や初売りは型落ちした商品が安売りしていたりします。数に制限があるのがほとんどですが、狙ってみるのも良いですね。
ステップ2:引っ越しの荷物を運び入れる
買った家電や家具をついに家の中に運び入れます。やり方として、自力で搬入する方法と業者の方にお願いする方法があります。
私は資金を掛けたくなかったため、自力で搬入を済ませました。しかし、遠い場所に引っ越しをする場合、どうしても自力で搬入を行うのは限界があるでしょう。そのような時は業者の方にお願いしましょう。
時期や荷物の量、距離などで料金は変動しますが、相場は単身者の場合3万~5万円程度かかります。以前引っ越し業者で働いていた時は3月4月が繁盛期でした。死に物狂いで梱包をしたのがいい思い出です・・。新生活に慣れるために引っ越し時期を早めるのもいいですね。
ステップ3:市役所にて住所の変更の手続きをする
新住所になった際にやるべき手続きは「転入届」と「マイナンバーおよび運転免許証の住所変変更」です。
※「印鑑登録」は高額な商品を買う(車など)予定がある時以外は急がなくても大丈夫。
「転入届」ですが、引っ越し後14日以内に引っ越し先の市役所にて届け出る必要があります。前章でも説明した通り、「転出届」を申請し、「転出証明書」を持っていかないと手続きを行うことができません。早めに引っ越し先の市役所にて手続きを済ませましょう。
また「マイナンバーの住所変更」・「印鑑登録」も同じく市役所にて手続きを行うことができます。貴重な平日の有給を無駄にしないためにも、まとめて手続きするのがお勧めです。
一方で、運転免許証の住所変更については市役所ではなく、引っ越し先の運転免許センターや警察署にて届け出る必要があります。
届け出る期間については「引っ越し後速やかに」となっており、転出届や転入届ほど厳格に日数が決められていません。申請する際には新しい住所が記載された公的書類(マイナンバーや住民票など)が必要になりますので、忘れずに持って行ってくださいね。
準備万端!理想の一人暮らしは自分次第:ここまでのまとめ
ここまでご覧いただきありがとうございました。この記事のまとめを行います。
- インターネットサイトなどを活用し、お部屋探しで譲れない条件を明確化しよう
- 引っ越し日の14日以内に市役所で転出証明書を発行する。ライフラインの開通をするのも忘れずに。
- 家具・家電の準備は早めが大事。アイリスオーヤマの新生活応援セットなどはお得に買えるので、知って損はなし!
- 引っ越し業者にお願いする場合、相場は3万~5万程度
- 「転入届」と「マイナンバーの住所変変更」「印鑑登録」は市役所で一緒に行うと効率的!「運転免許の住所変更」はお近くの運転免許センター及び警察署で行おう。
引っ越しは慣れない環境下でやることも多く、正直大変でした。しかし、引っ越しを終えた後の達成感に勝るものはありません。これからの一人暮らし、ぜひ満喫してくださいね。