記事をご覧いただきありがとうございます。新卒管理栄養士ののっちです。
受験生の皆さん、模試の復習をしていますか?点数だけに一喜一憂し、解きっぱなしになっていないでしょうか?模試での間違いは伸びしろの宝庫です。
当時筆者は模試を積極的に活用することで、最終的に点数を50点も上げることができました。今回はそんな模試の活用方法をお伝えしたいと思います。点数が伸び悩んでいる方、模試をフルに活用したい方必見!参考にしていただけたら嬉しいです。
- 模試の復習方法を知りたい人
- 模試や過去問の点数に伸び悩んでいる人
- これからの勉強に自信をつけたい人
目次
模試を行うメリットとデメリット
まず、模試の活用方法を紹介するうえで模試の良い点、悪い点を挙げてみました。以下で解説していきたいと思います。
- 今の実力を知ることができる
- 苦手な問題を把握することができる
- 試験に慣れることができる
- お金がかかる
- 復習がめんどくさい
- 悪い点数だと勉強のモチベーションが下がる
模試の活用方法①:今の実力を把握する
P:計画を立てる
D:その計画を実践する
C:実践した計画を評価する
A:評価したのち、軌道修正する
模試が点数アップに効果的な理由の1つとして「今の実力を知ることができる」です。皆さんはPDCAサイクルというものを知っていますか?
このイラストをご覧ください。PはPlan(計画)DはDo(実行する) CはCheck(評価する)AはAction(改善する)であり、それぞれの頭文字を表した言葉です。Aで評価をしたらPで、また計画を立て直します。これを自身の勉強にも活用してみましょう。
例えば、模試を行うことはこの中のDo(実行する)です。模試の点数が分かると、自ずと苦手な問題を知ることができます。そして、その問題を克服するために優先順位をつけ(Check&Action)計画を立てることができます。これは自分の成長にも役立てられますね。
模試を解く段階で始まっている!?効率の良い復習方法
模試はPDCAサイクルのDoに当たるというお話をしてきましたが、ここではDoの次の部分、CやAについて解説していきます。
先ほどの見出しで、模試は自分の実力を把握できる点で優れているというお話をしましたが、それ以上に苦手をつぶすために復習をすることは大切です!!
しかし、
模試は、復習に時間がかかってしまう…
一から丁寧に復習している時間なんてないよー!
という受験生もいると思います。そこで筆者が、効率的に復習をする上で意識していたポイントをまとめました。
復習をしやすいように問題を解く
まず、模試を解いているときに、復習をしやすいように工夫をしました。
模試を解いていると、意味を説明できない語句や自信をもって回答できなかった問題などに出くわすと思います。それを後から見てわかるように印をつけるのです。例えば、
・意味を説明できない語句に下線を引く
・自信をもって回答できた問題は◎印をつける
・自信がなくて迷ってしまった問題は△印をつける
といったように自分でルールを決めます。これをすることで苦手な問題に対する理解が深まり、復習を重点的に行うべき所が見えてきます。
解説を読み、メリハリをつけて勉強する
次に復習をするところが分かったらその印を参考にメリハリをつけて勉強しました。
まず例として、自信をもって解答できた問題は解説を眺める程度にしておく。逆に、迷ってしまった問題はノートを別に用意し、病気の機序などを書きまとめるなどです。
復習する部分を取捨選択することは効率化にも繋がり、結果としてたくさんの問題に触れることができました。
間違えたところを復習する
迷ってしまった問題や苦手な問題は教科ごとに分けて書きまとめていました。
効率化重視なので問題は書かず、語句や病気の機序などを青ペンで書きなぐります。その代わり復習の回数を増やすことで情報量が少なくても覚えられるように工夫しました。語句だけを見てその問題や意味が浮かべるくらいまでになってくれば完璧です。
また教科画との関連も意識して復習する教科の順番なども考えて行うとさらに覚えることができます。
詳しい復習方法については他の記事でも紹介していますので、そちらをご覧ください。
再び解きなおす
模試の復習が完了し、しばらく日が経ったらもう一度解き直しを行いました。
一回目に解いた際に不安だった問題の印が付いていると思いますが、気にせずその上からまた印を付けて行います。本当に時間がない人は、1回目に解いて自信がなかった部分だけを解くのもありですね。
これをすることで復習を重点的に行った問題が克服できているかをチェックすることができます。そして◎印が増えていくことで自分への自信にもなりました。
模試の活用方法②;試験に慣れる
模試が点数アップに効果的な理由の2つめは「試験に慣れることができる」です。
国家試験当日はとても緊張します。そのため、模試を本番と同じように意識して行いましょう。当日は落ち着いて実力を発揮することができると思います。
けれども、模試を何度も受けるとその分お金がかかってしまうという声もあるでしょう。しかし、試験に対する経験値を買えるという点で、お金以上に得るものは大きいです。ただ、模試はあくまでも練習なので気楽にいろいろ試してみるのも良いのではないでしょうか。
筆者は模試の解く順番を変えてみたり、分からない問題を飛ばして解くかなど色々試行錯誤したよ!
模試の活用方法③:自分の自信の糧にする
模試が点数アップに効果的な理由の3つめ「自分の自信の糧になる」です。
模試を解きなおし、苦手な問題が少なくなってくると点数も上がり、自信もついてくると思います。自信がついてくると意欲が生まれ、そこから実力をさらに伸ばそうとする向上心が芽生えてくると思います。
筆者が国家試験を乗り越え、感じたことは最後には「自信がある人が勝つ」です。
自分はもうやり切ったから大丈夫という自信は、当日の不安でさえも吹き飛ばす力があると思います。復習をした際のまとめたノートは自分の努力の証です。模試を最大限に活用して試験日までのモチベーションを上げていきましょう!
この記事のまとめ
この記事では、模試の3つの活用方法についてお伝えしました。
- 今の実力を知る
- 試験の問題に慣れる
- 自分の自信の糧にする
国家試験までの残り少ない時間の中で、最後までご覧いただきありがとうございました。この記事を見た方が、試験当日、最大限に力を発揮できますように。陰ながら応援しています!